環境への取り組み
当社では「京都議定書」に謳われた、二酸化炭素の排出抑制に努力しています。
具体的な施策としては
- コンクリートに使用する単位セメント量の削減
- セメントは石灰岩を還元焼成して作るため、二酸化炭素を排出しています。
当社はバイコン製法によって、セメントを材料としてコンクリートを作る場合に、強度は高く、セメントは少なく配合することが出来ました。450kg/m3 ▶ 330kg/m3 - 製品促進養生の燃料消費の削減
- コンクリート製品製造では、生産効率向上のためコンクリートの硬化促進に蒸気養生を3~5時間掛けることが一般的に行われています。
当社ではバイコン製法によって夏季期間は無し、冬季でも緩やかな温水循環式床暖房ですむので、重油の消費を大幅に減少させました。140キロリットル/年 ▶ 88キロリットル/年 - 高炉スラグ微粉末・高炉スラグ細骨材・
電炉スラグ粗骨材をコンクリートの材料に利用 - 製鉄所で鉄鉱石やスクラップから鉄が精製される時に出る鉄以外のクズを高炉スラグ・電炉スラグと言い、成分は石に近いものです。これを微粉末にしたものはセメントの代わりに一部使います。 2~5mmの大きさの粒は、砂の一部に使います。製品重量の10%をリサイクル材料に置き換えて、愛知県のリサイクル品認定制度「あいくる材」認定を受けています。